Reference Books
【私の読書遍歴】
《座右の書》
『人生生涯小僧のこころ』(塩沼亮潤著、致知出版社)。塩沼氏のほかの著作も「すべて読んでいる」。
《その他愛読書など》
(2)『ソニー再生』(平井一夫著、日本経済新聞出版)。低迷企業を立て直した内容は多くの経営者を引きつける。「過去1年間で読んだ本のなかで最も感銘を受けた」
(3)『Hello, CEO.』(幸田真音著、角川文庫)。起業を考え始めたころに読んだ。リストラされた主人公がベンチャーを立ち上げる話に、自らを重ね合わせた。
(4)『易経入門』(氷見野良三著、文春新書)
(5)『読書大全』(堀内勉著、日経BP)。これからの人生で、紹介されている本をできるだけ多く読むのが楽しみ。
3つの心がけ(2021年)
報連相の徹底
会社を発展させるための報告・連絡・相談の徹底。
ITシステムに変更がある、あったならば、その報告・連絡の徹底。(変更管理マネジメントの一つ)
標準的な通知は、(重要な変更は、数か月前など)、1か月前、1週間前、1日前に行なう。
マネジメントの徹底
会社を発展させるマネジメント、セルフマネジメントなど。
弊社は、認可商売である為、システム監査に耐えられるマネジメントの徹底。まずは、IT資産のマネジメントをしっかりと行っていきましょう。
創造的な仕事の徹底
会社を発展させる創造的な仕事を進めていく事の徹底。
通常のBAU(Business as usual:通常の仕事、考えずにできる仕事、決まり切った仕事など)は、できて当たり前で、評価の対象になりません。評価を得たいならば、創造的な仕事を行い、会社の発展に繋がる事を実践し、形作っていきましょう。実際に、仕事が形となり、会社の発展に貢献した時に、評価を得ます。創造的な仕事とは、0から1を作る(今まで、会社に存在しなかったことを、存在させる)仕事、また、既存の仕事を改善し、会社の業務が、効率的、効果的になる仕組みを作れた時などです。
<語彙>
発展・・・物事の勢いなどが広がること、転じて潜在的な可能性が実現し、栄えること、または伸び進み伸びることである。
徹底・・・中途半端でなく一貫していること。すみずみまで行き届くこと。
マネジメント
目的・・・「設定した目標に沿って組織を運営する」こと。
大きな役割・・・組織の「目標・案件・プロセス」を管理することで、組織の目標を達成すること。
主な3つの役割
・目標の設定(これによって、何を管理していくかが決まる。)
・目標の設定に沿った組織の構築と運営(これによって、誰が、どのように管理していくかが決まる。(運用ルール等))
・成果の評価とフィードバッグ(これによって、定期的な見直しが行われる。(棚卸等))
<参考>
報告に関する参考図書成功する報告術ー著者:坂川山輝夫
報告の三大条件
1.正確に伝える
情報をあいまいにする「こんなことまで」いう思い込みの排除。
2.迅速に伝える
情報の価値が半減する「帰ってから・・・」という一人合点の排除。
3.確実に伝える
情報の流れを詰まらせる「伝言を頼んだから・・・」という手抜きの排除。
報告を成功させる15ヶ条
<正確>
1.客観的事実と主観的憶測は、はっきりと区別すること。
2.判断を狂わす「前置き」や「あきらめ表現」を使わないこと。
3.データや意見の引用には、必ず出所を明記すること。
4.知らないことは、「知らない」と、はっきり「報告」すること。
<迅速>
5.報告は、上司に求められる前にすること。
6.とりあえずの第一報と、詳しい報告と使い分けをすること。
7.問題がないときも、問題がないことを報告すること。
8.伝えにくいマイナス情報ほど、早く報告すること。
9.メモや伝言は、確実に伝わったかどうか確認すること。
<確実>
10.報告は、命令された上司に直接行なうこと。
11.理由や説明よりも、結論から先に言うこと。
12.相手の都合を聞いてから報告すること。
13.口頭での報告でも、関連する資料は用意すること。
14.報告書は、一枚一テーマを原則にすること。
15.報告は、提出したあとのフォローを忘れないこと。
謝罪の流儀、謝罪力
謝罪(しゃざい、英語: Apology)
自らの非を認め、相手に許しを請う行為である。
禊(みそぎ)
罪や穢れを落とし自らを清らかにすることを目的とした、神道における水浴行為である。不浄を取り除く行為である祓(はらえ)の一種とされる。
Reference
経営の神様・松下幸之助 その「奥の手」は謝罪だった: 日本経済新聞
企業を取り巻くステークホルダーが多様化している。
一人ひとりの市民に加え、その集合体である世間や社会も顧客の有力な候補だ。
主体性を持ち、謙虚に構え、先行きを思い描いて動く。そして、世の中の怒りをも味方にし、周囲との連携を深め、困難を乗り越えていく。
そんな「謝罪力」が問われる時代がやってくる。
日経ビジネスでは15年以降、年末に「謝罪の流儀」を特集してきた。その目的は一年を振り返る、ということだけではない。
不祥事や失敗と無縁な企業などない。それらが発覚したときにどう振る舞うか、謝罪には企業の生き方がにじんでいると考えているためだ。
経営学者のピーター・ドラッカー
「企業の目的は顧客の創造だ」
企業にとって最も重要なのはいかに存続していくかで、その礎となるのが顧客。利益を得るというのも、存続のための一条件にすぎない。
松下幸之助氏
基本には先行きを思い描いて行動することがある。謝罪において「誰に何を謝るのか」を明確にすることが重要なのは周知だが、それは生き方や仕事において、謝罪がどのような意味を持つかを把握することと同意だ。
「問題が起こった際には、他人のせいだと考える前に、まず自分のせいではないかと一度考え直してみることが大切だ」
社会からの不信が募るような事象に直面したとき、まず企業に求められるのは、それを自分事として捉える主体性だ。信頼を取り戻すには、自らが覚悟を決める必要がある。
「謙虚さを失った確信はもう確信とはいえず、慢心になってしまう」
世の中と謙虚に向き合うことも重要な心構えとなる。相手の視点で物事を見る余裕を持ち、都合の悪いことも隠そうとしないこと。
時代の流れが速まり、各社、各人にとっての「世間」が広がる中、自分がコントロールできない領域が増えていることを忘れてはならない。
前吉本興業のリスク管理を一手に引き受け「謝罪マスター」の異名を取る竹中功氏
謝罪に臨む基本姿勢を2つの言葉で表現する。
「怒り(イカリ)を理解(リカイ)に」、そして「謝罪にマカロンは似合わない」
「謝罪に勝ち戦などない」と強調する。
「人々の怒りを理解へ、そして応援へと変えることはできる」
その秘訣は複雑なものではなく「二度と迷惑をかけないことを丁寧に伝えること」だ。
謝罪はそれをしたら終わり、というゴールではなく、そこからみそぎが始まるのだ。
もちろん人のことだから、心情は大事だ。
「どれだけ真摯に謝ってもピアス一つで台無しになる」
謝罪の手土産の定番はようかんとされる:日経ビジネスの読者アンケート(有効回答数380人)
ようかん:全体の3割弱
マカロン:全体の1割弱・・・「軽量なので相手に軽い気持ちを与える」「カラフルすぎて楽しい=浮ついたイメージがある」といった回答があった。
多数意見・・・「手土産は不要」「小手先に惑わされるべきではない」「菓子の種類は関係ない」
切り干し大根
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